『祈昌の世迷言』・・・アジアの片隅より

離島と本土を繋ぐ日本最小の『暁橋』のたもとから、娘と善き隣人に届けます。

期日前投票を終えて・・・

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応援演説に駆け付けた安倍首相(7月14日)  此方より寸借




 今朝、参議院選挙期日前投票に行った。



 儂は、ここ10年余り(離婚してから)、投票日の当日に、投票に行った事は無く、全ての選挙で期日前に投票をし、勿論、投票を棄権した事は無いんじゃった。



 投票後に、「子授け整体」の指導の依頼者と会う約束が在ったけぇ、息子を福祉施設に預けて、南区の区役所へ向かったんじゃった。



 小雨とは言え、昨日からの雨が降り続きよるし、投票日前日の土曜日と言う事で、人はまばらじゃった。



 いつもなら、公示されてから間もない時期に行くんじゃが、今回は、何かと多忙で間が無かったし、色々と考える処も有って、今日にずれ込んだんじゃった。(明日は、料理旅館での、料理請負の仕事が終日入っちょる)



 儂は、特定の支持政党を持たんのんじゃが、選挙区選挙のクリーム色の用紙には、「自民党から立候補している女性議員の名」を、比例代表選挙の白い用紙には、「自由民主党」と書いたんじゃった。



 特段の理由は無い・・・自民党の支持者と言う訳でも無い。



 政府の粗ばかり、重箱の隅をつつく様に穿り返し、実現可能な代替案も提示せず(持たず)、批判ばかりを繰り返して、時間と国費を浪費させる政党よりは、粗も批判する部分も多いぃたぁ言ぅても、無難に国政を運営している政党に委ねるしか、今の処、選択肢が無いと思うんじゃった。



 女性候補者の名を書いたんは、彼女が、広島文化短期大学の非常勤講師の頃じゃったかに、公演を聞いた事が在るんと、儂の選挙区の候補者の中で、子育て支援について、一番力を入れちょる様に感じたけぇで、衆議院議員である彼女の夫は、好からぬ噂の多い人物じゃぁ有るが、本人に会ぉた事も無い人物の評価は出来んし、旦那が糞野郎じゃろぉと、判断の材料にはせんのんじゃった。



 儂が候補者の判断材料にするんは、子育て支援にどれだけ力を入れているか」と、言う事じゃった。



 如何に優れた徳政を行い、経済を発展させて豊かな国に成ろうとも、それを引き継いで行く者が居らんにゃぁ、軈ては衰退して国は亡びる運命を辿る。



 「日本の国土には、1億2千万の人口は過剰であり、現在の少子化は、適正な人口に向けて、自然淘汰されている過程に過ぎない」と、主張する学者も居るらしぃんじゃが、それにしても減り過ぎじゃろぉ・・・。



 



 儂は、以前の記事に、こんな事を書いた。
 
 
 
 此処をクリック⇒  『子育て支援に思う事・・・其の1』・・・アメブロ『アジアの片隅より』2015年10月12日から転記

 
 
 
 投票を終えてから、「子授け整体の指導」の依頼者と合う為に、南区の区役所から徒歩で向かった。



 右足が不自由な為、歩くのは得意じゃぁ無いんじゃが、「子授け整体の指導」は、交通費などの実費のみの、ほぼボランティア活動の様なもので、なるべく経費を節約したいし、普段は歩く機会が少ないけぇ、えぇ運動に成ってえぇんじゃった。



 小雨の降る中、杖を突き突き、傘をさして20分余り歩いたじゃろぉか・・・。



 ごく普通のマンションの階上の部屋に辿り着いたんじゃった。



 此方に訪問させて戴くんは、今日が初めてじゃった。



 儂は、儂のFacebookやブログのプロフィールで、「子授け整体の指導」を行いよる事を紹介はしちょるんじゃが、時々、此れを御覧に成って依頼をくださる方も居られるんじゃけど、鄭重にお断りさせて戴いちょるんじゃった。



 儂の為人を紹介する為に書いちょるんで、「子授け整体の指導」の宣伝の為に書いちょる訳じゃぁ無い。



 儂が、「子授け整体の指導」をさせて戴く相手は、儂が継承しちょる、「三元派北斗流推命術」と言う占術の、師の生前からの顧客の方や、儂に「子授け整体の指導」を受けた方から推薦をされた方のみ、指導をさせて戴きよるんじゃった。 



 それは、「妊活」と言うモノが、極めてデリケートで個人的な問題じゃし、以前は、柔道整復師として接骨院を開業して行いよったんじゃが、今は、料理人を生業としちょる一般のオジサンじゃし、世には、「妊活」や「不妊症」に託けて、詐欺や詐欺まがいの商法が蔓延しちょって、そう言った不逞の輩と混同されてもかなわんけぇ、儂の方こそ、信頼できる人から紹介された相手でないと、恐ろしゅぅて、話もする気にはなれんのんじゃった。



 それと、「子授け整体の指導」と言うんは、謂わば民間療法の様なモンじゃし、医師法などに抵触してもいけんけぇ、その辺りの事も、慎重にならざるを得んのんじゃった。



 呼び鈴を押すと、御夫婦で玄関まで迎えに出てくださり、部屋へと招かれたんじゃった。 



 御主人は30代後半、奥さんは30代前半、大まかな為人は紹介者の御婦人(師の占術の顧客の方で40年余りの御付き合いの有るかたです)より聞き及んでいたんじゃが、改めてお話を伺った。



 御夫婦は、結婚10年目で、奥さんは7年前から不妊治療を行われて居り、成果が無い為、医師の勧めも有り、3年前から仕事を辞め、主婦業と不妊治療に専念されちょるんじゃが、未だに妊娠した事も無いらしい。



 儂は、「子授け整体の指導」に当たる前に、昔から儂と付き合いの在る産婦人科で、夫婦で受診して戴いて、妊娠する為の健康上の問題が在る無しを検査して戴きよるんじゃが、それも問題が無かったらしい。



 晩婚化が進んでいる今にしてみると、早くに結婚されたものの妊娠せず、7年前から不妊治療を行われ、結果が得られない為に、仕事を辞めてまで、不妊治療に専念されちょるのに結果が得られないとは、話を伺っている内に、儂の方まで切のぉなって仕舞ぉたんじゃった。



 不妊治療を行った方じゃと、御存知かと思うが、7年間も不妊治療を行うと、経済的な負担も馬鹿にならんし、3年前から仕事を辞めた損失を合わせて考えたら、安めの中古マンションなら購入出来る金額に成るじゃろぉ・・・それ以上に、奥さんの身体面での辛さや、精神的な重みは如何ばかりじゃろぉかと思うと、気の毒で気の毒で仕方が無かったんじゃった。



 色々と、お話しを伺った上で、「子授け整体の指導」をさせて戴く事に成ったんじゃった。


 期間は三か月間・・・医療機関での不妊治療を行いながら、これの様子を見ながら、「子授け整体の指導」を行っていくんじゃが、この期間内に結果(妊娠)を得られんかった場合は、儂の直接指導は終了し、以降は、自主的に「子授け整体の指導に基づいた生活」を続けて戴く事に成るんじゃった。



 此れ迄の成功率は五割程度・・・三か月間の直接指導後に継続して行われて妊娠した方も含めりゃぁ、8割ほどに成るんじゃが、今回の様に、医療機関での不妊治療と並行して行うケースも多いぃけぇ、実際には、どれだけの効果が有るモンなんかは分らんのんじゃった。



 今回は、御主人が多忙で、儂とのスケジュールが合わん場合が多いぃけぇ、奥さん独りの所へ儂が出張る訳にゃぁいけんけぇ、「子授け整体」の要点をブログ記事にして掲載し、ブログを閲覧して戴いて、「子授け整体の指導」の補足として、活用して戴く事になったんじゃった。



 それと、一般読者の中で、「子授け整体の指導」に興味をお持ちの方が居られたら、何某かの参考にしてくだされば幸いじゃと思ぉちょるんでした。



 但し、妊娠に纏わる話じゃけぇ、セックスに関する記述や、「占術」に関連した非科学的な内容も結構出て来るじゃろぉけぇ、読んで気分を害する方も居られるじゃろぉけぇ、それに関しては、この場をお借りして、予めお断りしておきます。



岸田自民党政調会長と並んで演説する安倍首相 此方より寸借



 今日は、一日中降り続いた小雨の中を、朝から晩まで、選挙の演説カーが、入れ替わり立ち代わり、スピーカーから声を張り上げながら通り過ぎて行きよった。



 ニュースでは、若者の選挙離れが報じられよる。



 そりゃぁそうじゃろぉ・・・



 昭和20年代に80%近ぉあった国政選挙の投票率が、50%台に落ち込んじょる状態で、投票率の高いと言われる儂等の世代でさえ、70%を割り込んじょるんじゃけぇ、どぉして若者に選挙に行けと言えるじゃろぉか・・・。



 先に上げた、以前に書いたブログ記事の中で、太宰治の代表作「斜陽」の中に、「この世の中に、戦争だの平和だの貿易だの組合だの政治だのがあるのは、なんのためだか、このごろ私にもわかって来ました。あなたは、ご存じないでしょう。だから、いつまでも不幸なのですわ。それはね、教えてあげますわ、女がよい子を生むためです。」と、在りますが、真に、その通りだと思います。』と、書いたんじゃが、・・・。



『選挙と言うモンは、何も分からない幼い子供や赤ん坊や、未だこの世に生まれて来ようとしている命の為にこそ在るべき』と、思ぉちょるんじゃが・・・アジアの片隅より