『祈昌の世迷言』・・・アジアの片隅より

離島と本土を繋ぐ日本最小の『暁橋』のたもとから、娘と善き隣人に届けます。

屋良氏が初当選…自民が破れたんじゃが・・・

支持者らと喜ぶ屋良さん。右は玉城知事 此方より寸借

 

 

 沖縄県知事に転出した玉城デニー氏の衆院議員失職に伴う衆院沖縄3区補欠選挙は21日、投票が行われた。

 

 

 米軍普天間飛行場宜野湾市)の名護市辺野古への移設に反対する無所属新人でフリージャーナリストの屋良朝博氏(56歳)が、移設を容認する自民党新人で元沖縄相の島尻安伊子氏(54歳・公明推薦)を破り、初当選を決めた。

 

 儂は、個人的に、 玉城デニーと言う人物は好きではないが、それなりの支持を受けた結果、沖縄県知事と言う地位に納まっちょるんじゃし、それについて兎や角言う立場にない。(他所の県の知事じゃけぇねぇ・・・)

 

 

 屋良朝博氏については、フリージャーナリストとして配信した屋良氏の記事を読んだ事が在るくらいで、細かな経歴や、為人については、殆ど知らんので、発言は出来んのんじゃが・・・。

 

 

 但し、玉城デニー氏の支援を受けて当選したけぇ、玉城デニーの子分で、同じ穴の狢』と評価されても仕方の無い処じゃとは思うんじゃった。  

 

 

 ネットを検索した処、屋良朝博氏は、好人物の様に思えるけぇ、情勢の変化で旗色が悪りぃなった時、玉城デニーに切り捨てられて憂き目を観ん事を祈るんじゃが・・・。

 

2019年4日14日の辺野古埋め立て現場 此方より寸借

 

 

 『辺野古移設案』が唱えられた時から言いよる事じゃが、儂は、辺野古への移設には反対じゃった。

 

 じゃが、現実として、工事は急ピッチで進められ、政府の出した工程表の通りに完成する見込みらしい。

 

 『この期に及んで』、実現可能な代替案も提示せずに反対する事は、「政治家」としては、残念な存在と言える。

 

 と、言うよりは、辺野古移設が絶対に後戻り出来ない事が確定した現状』に於いて、辺野古移設反対」を唱えて選挙に当選する事は、『詐欺に近い行為』じゃと、儂には思えるんじゃった。

 

「個人的な見解」と説明する萩生田幹事長代行 此方より寸借

 

 

 先日、自民党萩生田光一幹事長代行が、景気動向次第で10月の消費税率10%への引き上げを見送り、安倍晋三首相が衆院解散・総選挙に踏み切る可能性に言及した事に、野党は色めき立っちょるんじゃが・・・。

 

 萩生氏は、後日、「あれは私の個人的な見解」と、言い逃れちょるんで、それを此れ以上追及するんは、金と時間と労力の無駄遣いじゃし、「何とか政府の粗を突きまくって、上げ足を取って遣ろう」と言う考えと手法しか持たん野党の馬鹿さ加減を露呈して、儂も含めた有権者の期待を裏切る事に繋がるんじゃろぉが・・・。(まぁ、近年、過剰に野党には期待しちょらんけど・・・)

 

 仮に、萩生氏の発言が、安倍首相に忖度した発言で在っても、消費税率10%への引き上げは10月じゃし、政財界が準備に向けて動き出しちょる現状では、一笑に付す発言で在って、笑って聞き流す程度の発言じゃと思うんじゃった。(目くじらを立てて、国会で質疑応答を求めるんは、それこそ金と時間と労力の無駄じゃと思うんじゃが・・・)

 

 

 じゃが、辺野古の埋め立て工事は、おおかた終了しちょるんじゃった。

 

 この期に及んで、それの是非を選挙の公約として打ち出すなら、選挙民だけでなく、政府をも納得させられる様な、「実現可能な代替案」を打ち出すべきじゃと儂は思う。

 

  一般の住民なら、ただ単に、「埋め立て反対・基地移設反対」と唱える事も許されると思う。

 

 じゃが、地元選出の国会議員じゃし、県知事なんじゃけぇ、「実現可能な代替案」を打ち出す事も無く、問題解決を先送りして、「埋め立て反対・基地移設反対」を選挙公約にして唱え、国会議員や県知事に収まって、社会的な地位と高額な報酬を得る事は、詐欺に近い行為じゃと、儂には思えるんじゃった。

 

 

 まぁ、沖縄の有権者の方々が判断為さった事じゃぁ有るんじゃが・・・アジアの片隅より