『祈昌の世迷言』・・・アジアの片隅より

離島と本土を繋ぐ日本最小の『暁橋』のたもとから、娘と善き隣人に届けます。

「子授け整体」・・・妊娠し易い身体造りの概要・・・④

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総理官邸で結婚報告した小泉進次郎議員と滝川クリステルさん 此方より寸借




 今月の7日に総理官邸で結婚の報告を行った、小泉進次郎議員滝川クリステルさんと言う『令和のビックカップルの誕生』に、驚きと共にお祝いムード一色の報道に染められています。



 小泉進次郎氏の口から、結婚する旨と、滝川クリステルさんが妊娠している事も発表されたが、流石に政治部の記者達ばかりだった為か、『出来ちゃったので仕方なく結婚するのですか?・・・』などと言う、「下衆」な質問や突込みは為されませんでした。



 小泉進次郎氏は、1981年(昭和56年)生まれの38歳で、自由民主党所属の衆議院議員(4期)、自由民主党厚生労働部会長を務め、父は、第87代・第88代・第89代内閣総理大臣小泉純一郎氏、兄は人気俳優の小泉孝太郎氏で在り、参議院選挙前に行われた『誰に総理大臣に成って欲しいか?』とのアンケート結果では、ダントツの一位の人気政治家です。   



 お相手の滝川クリステル(本名は滝川 ラルドゥ・クリステル雅美 )さんは、1977年(昭和52年 )生まれの41歳で、流行語大賞に成ったお・も・て・な・しでも一躍脚光を浴びた、人気フリーアナウンサーで在り、動物愛護生物保全活動家としても知られています。



 自らを『政治馬鹿』と称する程の小泉進次郎氏が、『政治馬鹿』で在るが故に、自身の将来設計の中で『跡継ぎ』と言う問題を抜きにして『結婚』を考えなかった筈は無く、「政治の世界は戦場だが、クリステルさんといると、『この場所はよろいを脱ぎ、武器を置き、無防備でいい』と思えた。結婚の決め手は、理屈じゃないですね。」と、笑ってはいたものの、彼女が妊娠していなかったなら、結婚には踏み切らなかっただろうと、儂は観ています。



 代々続いて来た政治家の家系の跡継ぎである彼の立場からすれば、『跡継ぎ』は結婚の必須条件で在り、彼女が41歳と言う妊娠する限界年齢に差し掛かっていた事は、結婚する事への大きなネックとなって居たでしょうから、『妊娠出来たから結婚した』事は、彼にとっては『当り前の事』だったのかも知れません。



 誰にも悟られる事無く、隠密裏に事を進めた事は、彼の「男前な狡猾さ」如実に示したとも言えますし、『恋愛と結婚は別物』と考えて居りますし、特に、「政治の世界」では、それが顕著であろうと考えて居ります。



 とは言え、他人事ながら、新しい命が生まれるという事は、真に芽出度く、嬉しい事です。



 『アラフォー女性の希望の星』として、どうか無事に、元気な赤ん坊を出産なさる様に、心から願って居ります。



『受胎告知』Leonardo da Vinci  此方より寸借



 儂に、「子授け整体の指導」の依頼をされる方には、概ね二つの特徴があります。



 必然的に、30代半ばから40代前半の方が多いのですが、年齢の事では在りません。



 一つは、「呼吸が浅い」・・・付随した事として「口だけで呼吸している」


 もう一つは、「関節が固い」・・・「身体に柔軟性が無い」



 この二つの事柄は、妊娠する事とは、余り関係がなさそうに思える事かも知れませんが、「微妙に影響している」と儂は考えているのでした。



 この、「微妙に影響している」と言う処が意味を持ちます。


 前回の記事でも申しました様に、『妊娠は確率であり、妊活とは確率を高める手段』ですから、「微妙に影響している事柄」で在っても、枝葉末節として切り捨てずに、悪い所は改善し、良い所は更に伸ばして、少しでも妊娠する確率を高めて行く事が、『妊娠・出産』に繋がると考えているのでした。






 水と空気(酸素)は、生命を維持する上で必要不可欠な存在ですが、水を一日飲まなかったからと言って、灼熱の砂漠に居ない限り、普通の環境の中では、喉は乾くでしょうが、命の危機に至る事は在りません。



 我々の身体は、全身の各機関や細胞一個一個に至るまで、水を貯えられる様に出来て居り、赤ん坊では全身の75%、子供では70%、成人では60%、老人では50%と、加齢によって徐々に保水能力は減って行きますが、成人ですと、1日に必要な水分量は約2ℓで、勿論、全てを水で補う訳では無く、食べ物にも水分が含まれていますので、食事という形での補給も含めての量と言えますが、謂わば「全身が貯水タンク」の様な構造に成って居り、「水」に関してはかなりの余力を持って居ます。



 しかし、空気(酸素)は、普通の人では、3分も呼吸が止まれば意識を失いますし、5分も止まれば、生命の危機状態に至ります。



 我々は、口や鼻から空気(外気)を取り入れ、取り込まれた空気の中の酸素を肺で取り入れ、二酸化炭素を放出するガス交換を絶え間なく行って生命を維持して居り、鯨類の様に、此れを蓄える器官や構造をヒトは持って居りません。 



 これを「呼吸」と呼んでいますが、ヒトの場合、正式には「外呼吸」であり、新生児では、健常であっても1分間に30回程度の呼吸をしているものの、成長と共に1分間当たりの呼吸数は次第に減少し、健常な成人の呼吸数は1分間に12回から20回(安静時)とされており、老化とともに肺の伸縮性は低下し、成人期と同じガス交換を行うのに必要な呼吸数は増加します。



 神代の昔より、先人達は、心身の鍛錬や、健康の維持に、「呼吸」が深く関わって居る事に注目し、「丹田呼吸法」を編み出しました。



 儂は、「子授け整体の指導」の依頼をされる方に、妊娠する確率を向上させる為に、「丹田呼吸法」の指導と実践を指導しますが、この方法と効能について説明する為には、儂が習得して居ります「気功術」との兼ね合いも在り、かなり厚目の本一冊程度の文章を必要としますので、此処では割愛させて戴きます。



 それと、妊娠する確率を向上させる為でしたら、「気功術」の習得で行う様な専門的な鍛練を積む必要も要りませんので、上の動画に在る様な、気軽で簡単に行える方法を指導させて戴いて居ります。



 動画では、椅子に腰掛けた体勢で行われていますが、仰向けで寝そべった体勢で行っても構いません。



 下腹辺りの「丹田」を意識しながら下腹に少し力を入れて、腹筋を軽く引き締める感じで、「宇宙全体のエネルギーを「丹田」に取り込むイメージ」で、鼻から一気に空気を取り込み、口からユックリと吐き出して行きます。



 息を吐いて行く時が大切で、この時、「フーッ」では無く、格闘家が対戦するに相手に構えて「ハ~ァ~ッ」と気合を入れる時の様に、出来るだけユックリと、ヒソヒソ話しをする時に囁く様に、「ハ~ァ~ッ」と息を吐いて行き、全て吐き切る事が肝心です。



 そうすると、自然と息を吸う時に、一気に吸える様に促されるのが分かります。



 一回に3分程度行い、朝と晩に2回行えば十分だと思います。



 それと、日常生活の中でも、「鼻から吸って口から吐く」呼吸の仕方を心掛け、これが習慣として身に付いてきますと、就寝中も鼻から呼吸をする様に成ります。



 東洋医学の観点から申しますと、「気」が高まって行くのですが、これによって、心肺機能が向上し、新陳代謝が促され、様々な効能を得る事が考えられますが、自ずと妊娠する確率も上がる事が期待出来ますので、毎日、欠かさずに行ってくださる様にお願い致します。









 「身体の柔軟性が無い事と妊娠し難い事」の因果関係について研究された論文は見た例が無い為、学術的な理屈を記述する事は出来ません。



 東洋医学の観点から申しますと、色々な効用が在るのですが、此処で能書きを列挙する事に意味も在りませんので割愛し、儂の経験から申しますと、「脊椎の歪みや骨盤の歪みが矯正されて、全身の柔軟性が高まりますと、妊娠する確率が向上するのは間違いない」とだけ申し上げておきます。



 このストレッチをされる時に、先に紹介した呼吸法を行いながら致しますと、更なる相乗効果が得られます。



 毎日少しずつ継続して行う事が肝心で、一度に沢山遣ったから高い効果が得られると言うモノでも無く、無理をせず、楽しく行ってください。



蓄膿症の治療  此方より寸借



 以前、儂に、「子授け整体の指導」の依頼をされた方と初めて御会いした時に、奥さんが鼻声で話し、口だけで息をされている様でしたので、それに付いて話を伺った処、随分と前から鼻の調子が悪いモノの、それほど酷くも無いので病院で診察して貰った事は無いとの事でした。



 それは宜しく無いと言う事で、早速、耳鼻咽喉科で受診されて、「慢性の副鼻腔炎」(俗称は蓄膿症)との診断を受け、治療に専念された処、症状が改善され、目出度く妊娠されました。


 翌年、無事に元気な男の赤ちゃんを出産されましたが、蓄膿症の治療と妊娠した事の因果関係が在ったかどうかは分かりませんし、呼吸法やストレッチを実践された事が妊娠に結びついたかどうかも分かりませんが、「妊娠・出産」と言う結果を得られた事に感謝するばかりです。 



「妊活」をされる方の多くは、妊娠する為の知識の収集や努力は、涙ぐましい程なさるのですが、その分、他の事への配慮が疎かになっている様に感じています。



 抑々、健康な母体在っての「妊娠」ですから、「妊娠」より先に、「健康な母体造り」からなさるべきと考えておりまして、「呼吸法やストレッチの実践」も、その一端に過ぎません。



 「妊活」は、妊娠する事が目的では無く、「妊娠して、無事、元気な赤ん坊を出産して育てる事」に在るのですから、短期・長期の両面で、総合的な面からアプローチをして行く必要が在ります。



 安心して妊娠に臨む為にも、母体が妊娠に適しているか否かの検査は勿論の事、HIVなどの性病の検査や、風疹トキソプラズマの抗体検査なども行う事が必要と考えます。



 また、妊娠しますと、虫歯の治療が困難と成りますし、以前、虫歯治療に頻繁に使われていたアマルガムについては、不妊や流産のリスクが高くなるとの研究報告も為されて居りますで、その辺りの検査や除去も含めて、妊娠する前に行っておく必要が在ると考えて居ります。



 月並みでは在りますが、早寝早起き、健康的な三度の食事に、適度な運動を加えた、ストレスの少ない規則正しい生活を心掛けて、日々を過ごされる事が、「妊娠・出産」への「最善の道」で在ると考えて居ります。



 どなたにも、望まれる幸福が訪れる様、心より願って居ります。・・・アジアの片より



 ※不真面目で卑猥と受け取られ兼ねませんので、広島弁での記述は差し控えました。