『祈昌の世迷言』・・・アジアの片隅より

離島と本土を繋ぐ日本最小の『暁橋』のたもとから、娘と善き隣人に届けます。

「子授け整体」・・・妊娠し易い身体造りの概要・・・⑤

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妊娠初期の胎芽  此方より寸借




 今日は、「子授け整体・・・妊娠し易い身体造り」の指導の中でも重要な要素である、「食生活」について、様々な角度から語る予定で、記事も大方の処まで書き上がり、結語の暁橋のたもとから」に埋め込む曲の選考をしていたのでしたが、事情により、予定を変更する事に致しました。



 10日の土曜日の夕方、子授け整体の指導を依頼された御夫婦を紹介者してくださった御婦人から、「お話ししたい事が在りますので、明日か明後日の、お昼頃にお会いしたい」と、電話で連絡が在りましたので、今日の昼に、御婦人宅へ伺いました。



 御婦人の御宅に伺いますと、子授け整体の指導を依頼された御夫婦が来られて居り、儂が応接間に通されますと、夫婦そろって儂に深々と頭を下げられましたので、どういった話なのか、直ぐに察する事が出来ました。


 御婦人は、お会いする内容については話されませんでしたし、儂も聞きませんでしたが、少し高揚した様な御婦人の話し振りから、大方の察しはついて居りました。


 御夫婦が頭を上げると、奥さんが、得も言われぬ嬉し気な表情をされて、バックの中から、カードケースに大切に納められた、エコー検査のプリントを出して儂に差し出しながら、


 「先生の御蔭で妊娠する事が出来ました。本当に有難う御座います。」と、高揚し過ぎて、少し上ずった声で言われました。


 「あぁ、ほぉかいのぉ・・・そりゃぁ良かったねぇ。・・・じゃが、偉い早かったのぉ・・・」と、予測していた言葉乍ら、驚きも在り、嬉しくも在り、若干の照れも在って、笑いもって言ったのでした。


 「盆休みには実家へ帰るんですが、御蔭で、両親に嬉しい報告が出来ます。」と、御主人が仰いましたので、


 「まぁ、大丈夫じゃろぉたぁ思うんじゃけど、もぉちぃと日にちが経ってからの方が、えぇ事ぁ在りゃぁせんかと思うんじゃが・・・」と、申しは致しましたが、御夫婦の喜びようから致しますと、儂が、御親族に内緒にして置く様にと申しても、隠し通せそうも在りませんので、「まぁ、この際じゃけぇ、皆で喜びを分かち合ぉて、無理をせん様に、ユックリさして貰ぉて、元気な赤ん坊を産む様に、気を付けてくれんさいよ。」と、ニコニコしながら言ったのでした。



妊娠検査薬の陽性反応  此方より寸借



 7月20日のブログ記事で紹介した通り、「子授け整体の指導」の依頼を受けて、初めて御夫婦にお会い致しました。



 その時は、先日のブログ記事で紹介しました、呼吸法やストレッチの指導をし、「禁煙をする事」「過度の飲酒をしない事」「早寝早起きをする事」「先祖のお墓参りをする事」「朝晩、仏壇に手を合わせる事」を約束し、7月24日のブログ記事で紹介した、福山市の阿伏兎観音に参拝される事を勧めたのでした。



 それと、儂が「妊娠食」として推奨して居ります、ブロッコリーとパプリカと胡桃のオリーブオイル炒め」「鰯のジャガイモコロッケ」「鮑の湯引き汁」のレシピを渡して、毎日作って食べる様に勧めました。



 7月20日は、其処までで御暇させて戴いたのでしたが、7月22日が排卵予定日だと伺って居りましたので、大急ぎで記事を書き上げて、22日の未明に『「子授け整体」・・・妊娠し易い身体造りの概要・・・➀』を投稿したのでした。


 儂は、長年に亘って「子授け整体の指導」をさせて戴いて来て、還暦近くの年齢には成りましたが、初対面から「夫婦の性生活」について言及する事が躊躇われまして、最も重要な事柄では在りますが、苦手として居りまして、まだまだ修行が足らぬと申しますか、産婦人科の医師とは大したモノだ』と、いつも感心しておる処なのでした。

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ロベルト・フェルッツィのマドンニーナ 此方より寸借
 


 御夫婦は、儂とお会いした当日から、呼吸法やストレッチを朝晩行い、儂との約束を実行され、翌日の日曜日には、御主人の実家(竹原市)の墓参りをされ、その足で、阿伏兎観音に参拝されたそうで、7月22日のブログ記事を読まれて、此れに習って「夫婦の営み」を22日と24日に行われたとの事でした。


 御主人が、「家内は、ムードが無いと言いますか、終わった途端に、直ぐにトイレに行ったりシャワーを浴びたりしよったけぇ、あれが良ぉなかったんかも知れんですねぇ。」と、笑いもって仰ったので、少し照れながら、「そればっかりでも無かろぉけど、何かは分らんけど程が良かったんじゃろぉ・・・」と、笑って答えたのでしたが、後から顔を見せられた御婦人の旦那さん(奥さんの大叔父)までも、全員が幸せな雰囲気に包まれて輝いて居りました。 



 生理予定日の8月5日に成っても生理が来ないため、数日間は、「遅れているだけかも・・・」と、思い込ませながら妊娠検査薬を使う勇気が湧かず、8月9日の晩に、御主人が帰宅してから、御主人の立ち合いのもと、妊娠検査薬を使ったのだそうです。



 それでも、自分では見る事が出来ないため、トイレに置きっ放しにしておいて、幾らか時間が経ってから、御主人に見て来てくれる様に頼んだのだそうです。



 で、御主人が、妊娠検査薬を持って来ながら、「〇〇ちゃん、特に変わった感じは無いでぇ・・・青い線が浮かんで出とるだけじゃ。」と、言うのを聞いて、御主人から捥ぎ取る様に妊娠検査薬を掴んで、窓を凝視すると、青い線がクッキリ浮かんでいる陽性反応を確認すると、へなへなとしゃがみ込んで、その場に泣き崩れたのだそうです。



 奥さんは、何件かの婦人科や産婦人科で、不妊治療を続けて来られたものの、成果を得られず、精神的にも肉体的にも疲れ果てて、春から不妊治療を中断されて居りましたので、儂が「子授け整体の指導」を行う前に、検査を行って戴いた産婦人科に、翌日の11日に受診されて、胎芽と心音も確認され、妊娠が確認されました。



 未だ、妊娠5週目と言う事に成り、どうなるのかは予断を許さない処では在りますが、無事に元気な赤ちゃんを出産される事を願うばかりです。



 奥さんが通院される産婦人科は、別れた妻が、三男を妊娠した時からの御付き合いで、妻の通院中に、「子授け整体」の話など致しましたら、非常に興味を持たれ、不思議と馬が合って意気投合し、子授け整体の指導を依頼された御夫婦には、必ず受診して戴く様にしているのです。(病院からの紹介料やマージンを戴いている訳では在りません)



 医師は勿論の事、スタッフの技量も確かで、設備も整って居り、少々料金は高いのですが、広島市内の個人病院としては、非常に高い人気と信頼を得ている病院です。



 その為、妊娠8週を越えますと、病院での出産予約が取れない様です。



 少子化の昨今ですが、この病院に限らず、人気の高い病院では、妊娠初期に受診しないと、病院での出産予約が取れないのが現状の様です。




 妊娠が確定した事で、今回の依頼者への「子授け整体の指導」は終了し、儂の手を離れますが、もう一組の御夫婦の指導に、先月の初めから携わらせて戴いて居りますし、少数ですが、この記事を、御自身の「妊活」の参考にしてくださっている読者の方も居られる様ですので、補足程度に、もう数回、『「子授け整体」・・・妊娠し易い身体造りの概要』を投稿させて戴く予定で居ります。



 どなたにも、望まれる幸福が訪れる様、心より願って居ります。・・・アジアの片隅より
 
 
 
 
 ※不真面目で卑猥と受け取られ兼ねませんので、広島弁での記述は差し控えました。