『祈昌の世迷言』・・・アジアの片隅より

離島と本土を繋ぐ日本最小の『暁橋』のたもとから、娘と善き隣人に届けます。

子供等に伝えるべき『父の恋バナ』・・・はじめに(12月1日・・・入籍記念日)

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別れた妻との結婚写真(1994年3月13日)



 今日から師走・・・。



 朝夕の冷え込みも強ぉなって、冬を感じた。



 今日は、別れた妻との入籍記念日じゃった。



 1993年(平成5年)の12月1日に入籍したんじゃった。・・・26年経った。



 水曜日じゃったが仕事は休みの日で、小春日和の晴れた日差しの中、昼前に、当時、一緒に住んじょった平野町のワンルームマンションから、広島市の中区の区役所まで、二人で歩いて出掛けた。



 入籍する3か月前までは、結婚するなど、想像もせんかったし、抑々、別れた妻と交際しちょりもせんかったんじゃった。



 今、結婚の記念写真を見ぃ見ぃ思い返してみると、人の縁とは、何と不可思議なもんじゃろぉと、つくづく思うんじゃった。



 10年前に離婚したんじゃが、息子等を介して、今も親戚の様な繋がり方をしちょる別れた妻・・・。



 『儂より長生きして、元気に過ごしてくれりゃぁえぇが・・・』と、いつも願ぉぅちょるんじゃった。 



 別れた妻との馴れ初めとか、子供等には話した事が無い。



 娘には話し難いし、息子等に話すんは、尚更こっぱずかしぃ・・・。



 で、いつもの様に、ブログを通して伝える事にしたんじゃった。



 儂は、58歳で、すぐに死ぬ様な歳じゃぁ無いんじゃが、色々と持病を抱えちょって、明日の朝にポックリ逝かんとも限らんけぇ、今の内に、馴れ初めぐらいは伝えちょかんと、今際の際に悔いが残るかも知れんし、何時か子供等が結婚して、儂の思い出話を語る時、話のネタが一つ二つ増えちょる方が語り易かろぉと思ぉて、令和の始めの年の終わりに語っちょくんも良かろぉかと、今朝方、ふと、思い付いたんじゃった。



 大した大恋愛でも無いんじゃが、まぁ、暇潰しに子供等が読んでくれりゃぁ、それで嬉しぃと思うんじゃった。・・・アジアの片隅より