『祈昌の世迷言』・・・アジアの片隅より

離島と本土を繋ぐ日本最小の『暁橋』のたもとから、娘と善き隣人に届けます。

次男飯・・・その⑦




親心 知らず漂う 鍋の湯気


 駄句である




 今朝の広島市の最低気温は5℃・・・今季の最低を記録したんじゃった。



 今朝は、早朝(朝3時)から、店の若いのと中央市場に仕入れに行き、食材の仕込みを終えて午前中に仕事を上がったけぇ、帰りに次男の部屋へ寄った。



 先日拵えた『鶏鍋』の汁が余っちょった(どぉやら、面倒臭いけぇ、食材を買い足しちゃぁ、毎日、鍋を食べよったみたいじゃった)けぇ、出し汁を足して、市場で仕入れちょった材料を入れて「関東炊き」を炊いたんじゃった。



 土日の休みの間に、洗濯やら、部屋の片付けやらは済ましちょったけぇ、ゴミを回収(次男は、自分でゴミ出しをした事は無い。ゴミ箱に分別もせんと放り込んで在るゴミを、儂が持ち帰って割烹料理店のゴミと一緒に出しよるんじゃった。)して、次男の部屋を後にしたんじゃった。



 『儂やぁ20歳の頃ぁ、親の脛を齧って、好き放題の学生生活をしよったんじゃけぇ、儂よりゃぁ随分立派よぉ・・・』と、思いながら、学生時代を思い出しよったんじゃった。・・・アジアの片隅より